「春のワルツ」 渥美 進 先生
正面手前の木の暗い色と対照的に、その奥の木々に戯れる春の日差しが温かさと穏やかさを感じさせてくれます。木々の間を吹き抜ける風音と、鳥のさえずり、そして春の光がきっと渥美先生にはワルツのように聞こえてきたのでしょうか。
道又 衛
大槌の味覚どころをご紹介いたします。
鵜住居を抜けて大槌に入りましたら、植田医院を目指して下さい。植田医院の駐車場に面したところに、岩手県内では中々口にできない本場仕込みの「広島焼き」のお店があります。薄く焼き上げたお好み焼きが焼きそばの上に乗っかっており、そこに特製の甘味の強いソースがたっぷりとかけてあります。コロッケやタイ焼きもあります。中学生に大人気です。さらに橋を渡って小鎚方面を目指し、ゴミ焼却場の跡地に隣接して仮設の商店街があり、その中に焼肉屋「食堂園」があります。甘味の強いキムチが特徴です。ここの豚トロは絶品です。
さて町の方へ戻ってきて、小鎚神社前の復興食堂は昼は食事メニュウも豊富になり、夜はお酒も出るようになりました。鮭イクラ丼が美味しかったです。次に中央公民館入口のプレハブに入って見て下さい。カレーの旗が出ていることを確認して下さい。旗がでいない時は食事はできません。この店は鎌倉市でカレー専門店を経営している方が、大槌を元気にしたいということで、300円でカレーを出しています。ポークカレーとトマト風味の酸味のあるカレーと灼熱カレーの3種です。とっても美味しいカレーで毎日食べている方もいるようです。コタツもあってコーヒーは無料です。バスを待ちながら寛げる場所となっています。次に大槌病院を目指しましょう。北小学校のグランドに仮設の大きな商店街があります。焼き鳥の「七福」。焼き鳥の香りに誘われていつも賑わっております。関西風のおでんも人気です。その隣には居酒屋「ミカドン」があります。黙って座れば次から次と美味しいつまみのオンパレードです。海の珍味が味わえます。そしてケーキのエルマーノや大阪屋も頑張っています。
更に吉里吉里方面に向かうと「よってんたんせ」という仮設のお店があります。あっさり味のラーメンが魅力です。ワカメしゃぶしゃぶも有名となりました。
さんずろ家は相変わらず元気な女将さんが迎えてくれ、美味しい磯ラーメンやイカふいり定食が味わえます。モリカマドさんも新築して離れも増築され、ゆったりと和菓子とお茶が楽しめます。
ショッピングセンターマストも忘れられません。ラーメンの「このさん食堂」、和食の「千勝」、焼肉の「だいまる」、「ビストロ」のハンバーグ。大槌は何とか皆が一人一人頑張って復興してきています。機会がありましたらどうぞ訪れて見て下さい。元気になると思います。