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釜石医師会報

No.374 令和6年10月号

『県医師会親睦ソフトボール大会』

県医師会野球大会が5年ぶりにソフトボール大会と名前を変えて行われた。残念ながら大雨で試合は中止。代わってじゃんけん大会が行われた。
 釜石医師会はチームを組めなくて宮古医師会との合同チームとして参加。じゃんけん大会は2回戦で負けたが参加者全員舞台に上がり記念撮影を行っ た。
 選手として佐藤滋・川上淳先生が登録してたが雨のために懇親会には不参加だった。
 来年は釜石医師会単独で参加しようと思っている。
 会員の皆さんの参加を期待してます。

堀耳鼻咽喉科眼科医院  堀  晃

巻頭言

知事と県立病院長との懇談会について
県立釜石病院 川上 幹夫

 9月中旬現在、某県知事のパワハラ問題で世の中が騒がしい。どうしたものでしょうか。
 一方、先ほど9月の病院行事予定表をみていたところ、今月が知事と全県立病院長の懇談会の開催される月であった。現知事になって以降原則毎年開催されている。
 10年前、その会に始めて参加した時を思い出す。毎回2~3病院が各々の病院の現状報告をし、医療上の問題点を共有する。知事は最初から懇親会の終了まで face to faceでじっくりこちらの話を聞いてくれ、コメントもいただける、とにかく有り難い時間であった。広い岩手においてどう隈無く良い医療を提供するか、医師偏在の解決策は、等難題にも真正面から取り組んでいただいている。また地域の特性も知っていただくいい機会であったし、知事の医療に対する熱い思いが感じられ感動した。今後ともこの懇談会が継続することを願っている。
 私が院長時代に災害時の、通信メインだったと思うが訓練があり、知事が来院した。あいにく外来診療日に当たっていてお迎えの時間に間に合わなかった。その場合も想定し、対応を男性看護師長に頼んでいた。遅れて知事に会い、定時にお迎えできなかったことをお詫びするとにっこり「お忙しいようですね」の一言、救われた。
 某県の知事さん、驕る平家は久しからずです。我々も医師を志望した時の初心忘るべからず、とにかく驕らずに仕事をしていかねば。最後に、医師だからと患者診察を優先し、知事に失礼をしたのは驕りがあったのかも、残念!

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