２０２２年２月２４日ロシアがウクライナに突然軍事侵攻を開始しました。その後の経過は連日報道されておりますが、ロシア軍による侵略がもたらした惨禍は大変なものでした。侵略するもの防御するものそれぞれの戦果も発表されておりますが、それとともに民間人の虐殺なども報道されるようになってきました。戦争というものは互いに深く傷ついてしまう大きな悲劇を生み出します。戦火で破壊されたマリウポリの街並みは東日本大震災後の瓦礫と化した私たちの町を思い起こさせます。たった一人の独裁者の命令一下で起こされたこの災い。自然災害は発生そのものは防げないものの、被害を軽減させうる手立ては構築できます。今回のロシア軍によるウクライナへの侵略がおこりうることであると、アメリカ大統領が何度も発言していました。アメリカの情報局の緻密な情報収集力と解析によって確信されていたものと思われます。
　果たしてロシアの軍事侵攻は防げなかったのでしょうか。
　今はウクライナにできる限り早く平和が訪れることを願うばかりです。